古民家や博物館など見どころがいっぱいある公園
東京都青梅市にある「釜の淵公園」は、自然に恵まれた癒しの場所です。
古民家や博物館もありますし、園内に流れる多摩川やその河原で楽しむこともできます。
また、桜並木のある遊歩道は春になると、お花見スポットとして楽しめるので、多くの人でにぎわっているのです。
ツーリングスポットとしても、知られています。
バーベキューや川釣りもできる空気の良い場所
多摩川が流れ、広い河原があるので、夏場は川遊びの人たちでにぎわいます。
この多摩川の自然が、ここの公園の大きな魅力です。
特に人々に人気なのは、公園の東北部にある河原でしょう。
ここは、6月から8月にかけて、多くの人が行きかう場所です。
広々とした河原にはちょっとした中州もあります。
川には、まるで島のようにも見える大きな岩が浮かんでいるので、川遊びに最適です。
子どものいる家族連れや若者のグループなどが、水遊びを楽しんでいます。
また、バーベキューをしながら、デイキャンプのように過ごす人も多いです。
河原の対岸は崖で、そこに茂る木々が多摩川の背景にうまくマッチしているので、インスタ映えするかもしれません。
また、岸辺でのんびりするのもおすすめです。
木陰に座って、多摩川の流れを見ているだけでも心が癒され、ツーリングの疲れも吹き飛ぶでしょう。
旧宮崎家住宅を見学しよう
釜の淵公園内には、国の重要文化財である「旧宮崎家住宅」が建っています。
かつては、現在の青梅市成木八丁目辺りになる北小曾木村に建っていた住宅ですが、事情でこの地に移築されたものです。
この建物が建てられたのは、19世紀初頭の頃でしょう。
当時の一般的な農家の造りである、囲炉裏と広間の一体化した広間型という形に、なっています。
この「旧宮崎家住宅」は見学ができるので、行ってみてください。
建物の中に展示されているのは民具類なので、囲炉裏には実際に火が入っています。
こんなところから、当時の暮らしをイメージできるでしょう。
庭先には、かわいらしいお地蔵様が佇んでいるので、昔懐かしい風情のある風景になっています。
絶好のツーリングスポット
都心から「釜の淵公園」までは絶好のツーリングスポットです。
まずは、都心から国道20号に出て、八王子方面に走ります。
そして、大和田町4丁目の交差点に行き、国道16号へ入ってください。
そこから、都道411号に接続して、首都圏中央連絡自動車道の日之出ICに向かいます。
さらに、ICの近くから都道184号を西へ行きましょう。
そこにある「かやくぼ」の交差点からは、都道31号を通ってから、都道251号に入ります。
そこには閑静な感じの風景が見え、山間のワインディングスポットになるのです。
こんなところがツーリングの醍醐味でしょう。
都道251号に入ると、その途中で都道238号につながります。
そしたら、梅ケ谷峠入り口の交差点になるので、そこを通って都道45号を東に向かうのです。
目的地になる「釜の淵公園」は多摩川を渡ります。
そうすると、若鮎の像と駐車場が見えるはずです。
そこから、柳淵橋を渡って公園に入ります。
蛇行する多摩川の景観を楽しみながら、走れるでしょう。