シートを合皮にするか本革にするか


バイクのシートは本革と合皮はどちらがいいのか

バイクのシート部分は本革のものと合皮のものとがあります。
一見、本革の方が高級感がありメリットが高そうに思えますが、どちらにも特徴があり自分に合っているものを選ぶことが必要です。

自分のバイクスタイルを考えてどちらのシートが良いかを考えるようにしましょう。
ここでは自分に合ったシートを見つけるために本革と合皮のメリットとデメリットを紹介していきます。

合皮のメリットとデメリット

合皮のメリットは本物の牛革のような質感のものだけでなく、クロコダイルやヒョウ柄、など普段はバイクのシートに使われないような素材のものも表現をすることができます。
カラーバリエーションも豊富です。

また、本革に比べるとリーズナブルですしメンテナンスもしやすいです。
そのため初心者に向いていますし、屋外にバイクを保管している人も安心して使えます。

それに対してデメリットとしては長持ちをしない点が挙げられます。
素材がポリ塩化ビニルやポリエステルといった素材なので熱にも弱いですし劣化をしやすいです。
劣化をすれば交換をすればいいのですが、交換費用も掛かってきますからランニングコストの面では合皮は本革よりかかると言えます。

本革のメリットとデメリット

本革のメリットとして長持ちして経年変化が楽しめる点があります。
使っている人のメンテナンスの仕方や使い方によって本革は様々な色に変化をしていき、その人特有の仕上がりになるので愛着も湧きやすいです。

また、小さい傷は自然に回復していきます。
耐久性があるので長く使っても破れにくいですし、メンテナンスをしておけば傷も目立ちにくく味になってくれる点は本革の魅力です。

デメリットとしては定期的案メンテナンスが必要になっていきます。
水にぬれた場合にはすぐに拭いてきれいにしないとシミができてしまいますし、メンテナンスをしておかないと革が破れることもあるので注意が必要です。

また、合皮に比べると高価です。
そのため最初の購入費用は合皮よりも高額になります。

雨対策が必要な点は本革の面倒な点です。
水に濡れないようにするために外で管理する際にはバイクカバーをかけておく必要がありますし、雨の日にバイクで走る場合には防水カバーをつけて走る必要があります。

そこで、日々のメンテナンスが面倒に感じない人には本革はとても向いていますが、手間がかかるのは嫌だと思う人は合皮の方が合っていると言えます。
どちらもメリットとデメリットがあるものですから、シートの見た目の特徴、座り心地、メンテナンス方法といったものから総合的に判断をして自分に合っている素材のバイクシートを選ぶようにしましょう。