バイクの駐輪場について


バイクのパーキングスペース

バイクを活用する際に問題になるのが、そのパーキングスペースということになります。
バイクを適正な場所に停めておかないと警察の摘発にあい、罰金を払う必要がでてきてしまいます。

更には、放置バイクも同様に警察の摘発の対象になりますので、同様に罰金を科せられることになります。
違反による罰金に合わないためには、自動車と共用である適正なパーキングスペースを用いることがお勧めの方法になります。

自動車に比べて占有面積の小さなバイクを自動車と共用のパーキングスペースに駐車することは少し抵抗がありますが、バイク専用の駐車スペースがほとんどない我が国の状況を鑑みるのであれば、躊躇なくバイクを共用のスペースに駐車するのが罰金を避ける意味でも肝要となります。

バイクのライダーの中には、パーキングメーターは自動車専用のものであると思っている場合があるのですが、パーキングメーターはバイクの駐車の場合にも実は使えます。
パーキングメーターの情報が周知され、広く活用されるようになれば、バイクの駐車違反の数が減ることも期待できます。

お役所の対応

バイクのライダーにとって恵まれてはいない駐車スペースの状況に対して、お国である国土交通省は今のところ具体的な対応を起こすようにはなっていません。
国土交通省としては、駐車スペースの確保の問題は、それぞれの地域の自治体が問題の解消に乗り出すべきであるという残念な対応なのです。

一方で、警察によるバイクの違法駐車への取り締まりの数は増加傾向にあります。
すなわち、警察の取り締まりは厳重になっているにもかかわらず、十分な駐車スペースがないというライダーにとってまことに遺憾な状態と言えます。

民間の駐車スペース

バイク専用の民間の駐車スペースも徐々にではありますが、広がりを見せるようになっています。

しかしながら、その数がまだ十分とはいえませんので、ツーリングなどに出かける場合にはネットなどを用いて道中のバイク専用の民間駐車スペースの情報を得ておくことが推奨されます。

バイク用の駐車スペースの経営はそれほど多くの利潤をあげることが難しく、採算性の問題で普及が進まないという場合も多くあります。
駐車方法や料金体系もまだバイクの場合には確立されてはいません。

本来は、バイクは自動車に比べて、スペースもとらず更には二酸化炭素の排出もそれほど多くないという理想的な乗り物であるのにも関わらず、依然として自動車が優先の状態が続きさらには、バイク専用の駐車スペースの確保がほとんど進んでいないという状況の様です。

一刻も早いバイクのパーキングスペースに関する改善が何らかの方法で行われることを多くのライダーが待ち望んでいるのが現状です。