有名な難所「いろは坂」を体験
日光といえば、伊豆や箱根と並んで有名なツーリングの名所です。
北関東方面には茨城や群馬など走って楽しい山道が続く中で栃木県日光市はそれらの中でも飛び抜けた存在として長年多くのライダーたちに愛されてきました。
日光ツーリングの代名詞とも言ってよいのが「いろは坂」という日光市街と中禅寺湖・奥日光までをつないで走る道で、上り坂と下り坂が別々になっているという不思議なつくりをしています。
上り専用いろは坂、下り専用いろは坂と2つあるので往復で全く違った景色をみることができるというのもこの日光ツーリングの醍醐味です。
なお「いろは坂」という名前はそれらの山道の途中にあるカーブごとに「い」「ろ」「は」の看板が付けられているためです。
標高440mという高い山道をワインディングしながらバイクを操って登って行くというルートは全国的にも大変珍しくとても楽しいものになっています。
おすすめは紅葉のシーズン
いろは坂や日光へのツーリングのベストシーズンとなるのはなんといっても秋口の紅葉の季節です。
奥日光の隙間に入り込むようにして走るいろは坂では、左右の山々の木々の色が濃く、紅葉のシーズンにはとても鮮やかな赤や黄色が散りばめられます。
ですので11月下旬からの紅葉シーズンになると、ツーリングやドライブに大変多くの人がおしかけてきて、普段ならばゆったり通ることのできるいろは坂も大渋滞が起こってしまうこともあるほどです。
また紅葉は気温が低くなるほどその色が濃くなるという特徴があるため、紅葉を見に走るときにはきちんと防寒対策をしていた方がよいでしょう。
日光おすすめツーリングコース
日光をめぐるツーリングコースとしておすすめなのが、東北自動車道の浦和ICから宇都宮ICを目指すという方法です。
都内からは浦和まではアクセスしやすい道になっているので、そこから高速に乗って一路北を目指していきます。
宇都宮ICで降りるとすぐに日光宇都宮道路に入ることができるので、その宇都宮ICから清滝ICまで向かい、一般道に降りたらいよいよいろは坂に入ります。
いろは坂は第二いろは坂(上り専用)と第一いろは坂(下り専用)とがあり、両方を走るとちょうど一周するようになります。
いろは坂の走行を十分に堪能したら、坂の入り口に戻りそこから120号線から日光方面に向かいましょう。
日光といえば国内最大級のパワースポット日光東照宮がありますから、帰る前にはこちらで挨拶をしていくこともお忘れなく。