世界4大メーカーの特徴


ハーレーダビットソンについて

本拠地がアメリカ合衆国にあるハーレーダビッドソンは1903年にウィスコンシン州ミルウォーキーに創立された歴史のあるバイクメーカーです。
このハーレーダビッドソンの特徴は独特な乗車姿勢と大排気量空冷OHVやV型ツインエンジン独特な躍動感です。
これはハーレーダビッドソンにしか出せないと言われているスタイルであり、このスタイルこそがまさにアメリカンバイクであるという認識を多くの人達に植え付けました。

日本では『ハーレー』という呼び方をされることが多く、なじみ深い海外バイクメーカーの一つでもあり、そのスタイルから日本でも長期のツーリングをする人達に愛用されるバイクの一つとなっています。
風よけのウィンドスクリーンや荷物を入れるためのレザーバックなどが主な装備として搭載してあるのも馴染みやすいポイントとなっているのです。

ドゥカティについて

ドゥカティは本拠地がイタリアにあるバイクメーカーで、元々は電子部品製造会社として1925年に設立されます。
本格的にバイクを作り始めたのは第二次世界大戦後で、政府の援助を受けて他車の原動機付自転車のエンジン開発をしたのがスタートラインでした。
その後エンジン開発をしたバイクの販売権を獲得したことで本格的なバイク生産に乗り出し、そこから世界に台頭するようになったのです。

このドゥカティの魅力は何かと保有者に問うた場合高確率で返ってくる答えが『地面を強く蹴り上げて押し上げる独特なトラクション感』となっており、バイクを操作している感覚をより強くほしいという方にとっては非常に魅力的なバイクとなっているのです。
ただし、味がかなり濃い特殊なバイクという評価も受け取っており極端に合う人と合わない人が出るバイクとも言われています。

BMWについて

BMWはドイツのメーカーで元々は航空機エンジンメーカーとして設立されました。
その後はオートバイの製造から車の製造にまで手を付けるようになり、ドイツを代表する車やバイクのメーカーとして世界的な地位を獲得するのです。
その特徴はなんといっても構造そのものが特殊なバイクにあるでしょう。
シリンダーが左右に突き出している独特なボクサーエンジンはまさにBMWを象徴しており、多少バイクに詳しい人ならばその姿を見ると一発でBMWだとわかるレベルです。
水平対向エンジンのBMWは振動が少なくとにかく安定性があるのでコーナーでも曲がりやすいバイクという評価を受けています。

トライアンフについて

トライアンフはイギリスで設立されたバイクメーカーで、設立当初はジークフリード・ベットマン貿易会社というバイクとは関係ない会社でした。
そこから自転車生産を開始してバイク生産に移り、自社生産車を誕生させて今に至ります。
会社の歴史はなんと130年以上となっているので、歴史的にはかなり老舗のメーカーと言えるでしょう。
この英国バイクであるトライアンフ製の特徴は丁寧に作り込まれたバイクであるということ、そしてバーチカルツインや3気筒エンジンといった重要な構造を守り続けていることです。