バイクを選ぶには総排気量を考える
バイクを選ぶ基準は人によって様々です。
見た目や格好の良さ、ジャンル、あこがれのデザインなど人によってはこういったことを大切にすることもあります。
しかし、そういったことよりも気にする必要があるポイントが総排気量です。
総排気量はバイクの馬力や走行性を決めるのはもちろんですが、免許の種類によって乗れる車種が決まります。
そのため、総排気量の違いを確認し自分が乗れるバイク、合っているバイクを選ぶことが必要です。
総排気量の種類と必要になる運転免許
総排気量はエンジン内の広さのことで、広いほど燃やせるエネルギーは大きくなるので総排気量は高くなります。
総排気量によって5つの種類に分けることができ、総排気量によって必要となる運転免許が違うことは確認すべきポイントです。
大型二輪免許が必要なのが401㏄以上のバイクで排気量が最も大きいものになります。
免許があれば400㏄以下のバイクも運転することができます。
普通自動二輪免許が必要になるのが126㏄から250㏄、251㏄~400㏄のバイクです。
この2種類は同じ免許で運転ができますがバイクの大きさの違いや走行性の違いから自分の普段の運転スタイルに合ったものを選ぶことになります。
小型限定に理免許で走ることができるのが51㏄~125㏄です。
もちろん、さらに小さなバイクも運転できます。
最も小さいのが原付免許で運転できる50㏄以下です。
総排気量によるバイクの違い
総排気量が大きくなればその分バイクのエンジンはパワーが出るので速度が出せたり加速性が高くなったります。
しかし、その分エンジンが大きくなるので取り回しが難しいという点はデメリットです。
それに対して総排気量が小さくなると一瞬で出せるパワーは小さいですが、コンパクトで小回りが利きますし、安定性もあります。
そのためどちらがいいというのは自分がバイクを運転する状況や体格、走行スタイルといったもので総合的に判断が必要です。
総排気量によって維持費も変わってくる
総排気量が大きくなるとバイクのスペックももちろん高くなります。
そのためバイク本体の値段も高くなりますし維持費も高額です。
バイクの保険料も総排気量が125㏄以下までは任意保険がファミリーバイク特約に加入できて費用が抑えられますが、それ以上になると任意保険に加入することになるので保険料も高額になります。
このようにバイクの排気量によってバイクの購入費用も維持費も変わってきます。
税金もバイクの総排気量によっても違うので金額の確認が必要です。
そこで、バイクを購入する際には維持費がどのくらいかかるのかも確認しておくと自分が購入して維持しやすいバイクの総排気量がわかります。