スロットルロッカー
バイクの運転を楽にしてくれるアイテムとしておすすめなのが「スロットルロッカー」です。
スロットルロッカーとは簡単に言うとバイクのアクセルを回転させるためのグリップに取り付けるプラスチックの板のようなもので、一旦開いたグリップを手首を乗せるだけで固定をすることができます。
アイテムとしては比較的最近に出てきたもので、年配のライダーさんなどは「スロットルロッカーを使うのは運転技術が未熟な証拠」というふうに反対意見を持っていることもあるようです。
ですが案外使ってみるととても運転が楽になるという感想もよく持たれており、先入観を捨ててとりあえず使ってみるというのがおすすめです。
本体価格も大変安く数百円程度から購入できるというのも嬉しい点です。
街乗りではそれほど必要性を感じないかもしれませんが、女性など握力に自信がない人や長距離でのツーリングをするという時には高い威力を発揮してきます。
普段あまりバイクのDIYをせず工具の取扱に不慣れという人でもすぐに装着が可能で不要となったら取り外しも自由です。
ライトクラッチレバー
純正品のレバーでは手の大きさに合わなかったり、操作をするときに力が必要でつらいという時には操作が楽になる「ライトクラッチレバー」を使ってみるのがおすすめです。
「ライトクラッチレバー」は別名「ウルトラクラッチレバー」とも言われる製品で、純正品と異なるレバー比をしています。
メーカーにもよりますがクラッチが重いタイプのバイクに取り付けた時には使用に必要な力が40%以上も軽減されたというデータもあります。
クラッチは純正品のほとんどが六角ボルトで止められているので、それを丁寧に外して配線がつながっていることを確認します。
クラッチ部分は比較的簡単な構造をしているので取り外しと付け直しはそれほど難しくありません。
ただしライトクラッチレバーはアジャスターがついていて自分で位置を調節することができるので、その角度や長さをどこにするかということについては何度か試しながら最善の場所を探す必要があります。
一旦取り付け位置が決まればかなり快適に走ることができるので、試し乗りをしながらいろいろ試行錯誤をしてみてください。
また中古として売却をするときには純正品の方が査定が高くなるということもあるため、外した純正品のクラッチは廃棄せずきちんと保管しておくようにしましょう。
HIDランプ
ライト性能を飛躍的に高めることができるのが「HIDランプ」です。
「HIDランプ」は現在バイク・自動車用のライトとして主流になりつつある形式のもので、普通の電球やハロゲンライトのようにフィラメントを使用しないことで寿命が大変ながく、特有の白く透明感のある光が特徴です。
詳しく説明をするとHIDランプではイグナイターと呼ばれる内部の機能を使用してバイクのバッテリーで使用されている12Vという低い電圧を一気に高め、そこからバルブ内の電子と金属原子を使って高い発光率を生み出します。
気をつけたいのがHIDランプでは電球バルブの部分に石英ガラスという特殊な素材を使用しているため、ガラス部分に素手や軍手などで触れると汚れがついて発熱の原因になってしまいます。
よくLEDライトとHIDライトを混同して温度は発生しないと思っている人もいるのですが、HIDライトは発熱を伴って発光をするためガラスの一部が高温になるとバルブ全体が破裂をしてしまう危険性があります。
交換の時にはよく取扱説明書を読んで適切に処理をすることが必要になります。