トレイルレースの本場
自然の状態そのままの山道を全力で駆け抜ける「トレイルランニング」ですが、この本場とも言われているのが山梨県道志村です。
道志村ではトレイルレースを毎年開催しており、例年かなりの健脚なランナーたちは道志山脈を勢いよく駆け抜けていきます。
道志山脈の特徴は一面のブナ林で、原生林が広がる山梨の名山を駆け抜けることができるコースは、トレイルレースでなくとも一度は歩いてみたい山林になっています。
道志村は東西に長い形をしている村ですが、その村をちょうど取り囲むようにして山脈が連なっています。
地理的にはちょうど神奈川県と山梨県の県境にあり、南西方向には富士山を間近にみることができます。
道志村内は決して広い面積を有しているわけではないのですが、内部には温泉施設やキャンプ場がずらりと入れられており、キャンプをしながら自然を満喫できる場所として知られています。
のどかな田園風景に思わず足を止めます
道志村の最大の魅力はやはり自然の中での生活がそのままの形で残されているということでしょう。
道志村のツーリングではちょうど村の中央を突っ切るように敷かれた道路を走ることになるのですが、そこから見えるのは低い山々が連なる中に生活している農家の風景です。
普段はのどかな風景なのですがシーズンともなるとたくさんのライダーたちが訪れるので、村で一箇所の道の駅にはまるで展示会かのような数のバイクがずらりと並んでいたりします。
道志村は温泉地としても知られており、村のちょうど中央付近にある「道志の湯」には豊かな泉質のお湯がたっぷりと使われています。