サビが出てきたホイールにはクレンザー


ホイールはサビることがある

普段からしっかりとバイクのメンテナンスをしていれば長くきれいな状態で乗ることができます。
しかし少しの間放置してしまうといろいろなところにダメージが出てくるものです。

意外と簡単にバイクのパーツはサビてしまいます。
ただ、サビは正しい方法で洗うときれいに落とすことが可能です。

放置すると意外とサビる部分の一つにホイールがあります。
ここではホイールにできたサビを落とす方法を紹介していきます。

ホイールのサビを落とすために必要な道具

ホイールを洗車する時にはクレンザー、中性洗剤、研磨剤、タオルといった道具以外にもスポンジやすりや400番のサンドペーパー、といったものも必要です。
サビは一般的な中性洗剤とスポンジでは落とすことができません。
しっかりときれいに落とすためにはやすりやコンパウンドといったもので研磨する必要です。

サビをしっかりと削って落とし、磨くことできれいに仕上がります。
そこでサビを削っていくための道具が必要になります。

クレンザーのような研磨剤を使う方法

研磨剤でホイールについているサビを落とすためには最初に中性洗剤でホイールを洗って汚れを落とすことから始めます。
その後、スポンジにクレンザーをつけてサビの部分を削っていきサビが全部落ちるまで削っていくのです。
目が細かい400番の耐水性のサンドペーパーに水をつけてホイールを磨いていくとクレンザーで落ち切らなかったサビも落ちやすいですし、浮いてきたサビがきれいに落ちていきます。

一通り削ってサビが落ちた後は磨いていきます。
クレンザーで削った後はホイールがガタガタになっていたり小さな傷があったりすることもあるので、スポンジやすりを使って削って傷が見えなくなるまで磨いて仕上げるのです。
最後の仕上げとしてコンパウンドをかけて、水気が無くなるまで拭き上げていきます。

サビの状態によっては落とせないこともある

サビは早い段階であればしっかりと磨いていくことで落とすことができ、新品同様の状態まで戻すことが可能です。
ただ、あまりにもサビの状態がひどくなると研磨剤で擦っても落とすことができなくなってきます。
研磨剤で削っても落ちないくらいサビがひどくなってしまうとホイールを新しいものに交換をしなければなりません。

そこで、日常的にバイクはメンテナンスをすることが大切です。
メンテナンスをする以外にも最近は少しでもきれいな状態が維持できるよう、ホイールにガラスコーティングをしている人もいます。
バイクショップに依頼をするとガラスコーティングには2万円ほどかかりますが、コーティングは数年もつのでこまめなメンテナンスや拭き掃除をしなくてもきれいな状態が維持しやすいです。